産み分けのためのタイミング
排卵日を予測し、そのタイミングで性交を行うことを、「タイミング法」と言います。
基礎体温をきちんとつけて、排卵日の可能性が高い日を知ることができれば、排卵日の3日前ぐらいを目安に性交を行います。
タイミング法では、精子と卵子の生殖能力時間の差を考慮しています。
精子には射精されてから、女性の体内で3日間ぐらいは生殖能力を維持できますが、卵子は24時間で死滅してしまうためです。
この月に一度しかない排卵日を逃さず、タイミングをあわせることで、妊娠の確立が高まるのです。
排卵日を知り、タイミング法を行うには、基礎体温をきちんとつけていくことです。
面倒と思うかもしれませんが、朝起きてすぐの体温を測るだけなので、思っているほど手間はかかりません。
毎日の日課として習慣づけてしまえば大丈夫です。
排卵日はちょっとした体調の変化でもズレが生じますので、毎月同じタイミングで排卵日がくるとは限らないのです。
ですので、基礎体温表を見ながら、受精のタイミングを調節することも大切です。
夫婦での協力が不可欠ですので、よく計画を立てて、タイミング法を使ってみてください。