基礎体温と排卵日計算
基礎体温を測定することは、自分の体のリズムを知り、排卵日を予測するのに効果的な方法です。
まず、薬局で婦人体温計を購入します。
この婦人体温計は基礎体温をはかるために作られたもので、高温期と低温期が色分けされており、排卵日を測定できる仕様になっています。
基礎体温は、目覚めてからすぐの体温を測ります。
毎日寝る前に、枕もとに婦人体温計を置いておきます。
そして朝目覚めたら、婦人体温計を舌下に入れ体温を測り、グラフにつけるだけで済みます。
排卵日は低温期から高温期に入る境目の、一番基礎体温が低くなった状態の時におこると言われています。
基礎体温の測定は、きちんと毎日習慣づけていかないと意味がありません。
基礎体温をつけることは、そんなに手間のかかる作業ではありませんし、排卵日が近付くと、自分におこる体調の変化なども把握することができます。
たとえば、おなかが少し張ったような感じがあるとか、おりものの状態が変わったりなど排卵日特有の症状があります。
また、かぜをひいたときなど、体調がすぐれないときは、排卵日が狂ったりすることもありますので、まずは健康を維持して、妊娠に備えましょう。
基礎体温をつけて、排卵日を予測しても100%の確立ではありませんので、妊娠しなかったからといって、つけるのをやめたりせず、続けていくことが妊娠への近道です。