オギノ式排卵日計算
排卵日を知る方法の一つにオギノ式があります。
オギノ式は生理の周期を解明し、次の生理が来る16日から12日前が排卵日という計算をします。
オギノ式の問題点は、生理が早まったり遅れたりした場合には、排卵日もずれるため、正確な妊娠可能日が出せないことです。
ですので、オギノ式だけに頼らず、基礎体温法と併用しながら排卵日を計算するほうがいいでしょう。
ちなみに、産婦人科で出産予定日を計算するのは、オギノ式によるもので、最後に生理のあった日と、生理周期で排卵日を割り出し、出産までの日数を足して出してあります。
排卵日をオギノ式で計算する方法は、荻野博士が奥様と二人三脚で研究した方法で、周囲からは白い目で見られることもあったそうです。
それでも今は妊娠を望む女性には、有効な排卵日を調べる方法として、オギノ式は利用されているのです。
排卵日をオギノ式で調べたら、生理がずれることも考慮し、前後3日間くらいは妊娠するかもしれない期間と思っておいた方がいいでしょう。
妊娠をのぞむなら、自分の生理周期をきちんと把握し、できるだけリズムを崩さないように、体調管理にもつとめることですね。