生理周期と排卵日
生理周期は個人差があり、排卵日を間にはさんで21日から35日ぐらいの間隔です。
排卵日はこの生理周期によって違ってきます。
基礎体温をつけている方は、よくわかると思うのですが、生理周期の間、一定間隔で低温期と高温期が分かれていると思いますが、きちんと分かれていれば、排卵日が来ているということです。
生理周期は、生理の始った日から次の生理が始まる前の日までの間隔です。
生理が終わってからと勘違いされている方もいらっしゃるようなので、間違えないようにしましょう。
生理周期がわかっていることと、基礎体温をきちんとつけることが、排卵日を知る基本です。
生理周期がわかると、排卵日もおおよそ把握することができるようになるのは、おわかりいただけたと思いますが、妊娠する確率が最も高いのは、この排卵日の前3日間ぐらいからと言われています。
卵子は排卵日の24時間以内に精子と出会わなければ、死滅してしまいます。
反対に精子は3日間ぐらいは生殖能力がありますので、排卵日前に夫婦のコミュニケーションをとり、排卵されるのを精子に待っていてもらうタイミングが理想的だと思います。
生理周期が一定していても、低温期や高温期がなく、体温が横ばい状態になっている場合は、無排卵月経と言って、排卵日がこないまま生理だけが来ている場合があります。
基礎体温をつけて、このような横ばいグラフになった場合は、産婦人科医に相談しましょう。